SESの契約期間や働き方を紹介

SESで働くエンジニアは、営業担当が持ってきた案件をチェックし、その中から自分に合った案件を選んで参画します。まだ経験の浅いエンジニアだと、そもそも仕事を選べる余裕がなく、とりあえず営業担当が持ってきた案件に、先輩エンジニアと参画するケースは少なくありません。契約期間は案件によりますが、多くは半年~1年単位が中心です。契約期間中は、客先のオフィスでエンジニアとして働くことになります。

SESの場合、会社に所属する正社員という扱いではあるものの、客先に派遣されます。派遣先が払う報酬は、エンジニアの実力・経験年数に応じて変動するのに対し、エンジニア本人に支払われる給料は、正社員なので固定給です。そのため、経験年数が長くなればなるほど、派遣先がSESに払う報酬と、エンジニアが実際に受け取る給料の差が開いてしまいやすい問題を抱えています。特に、下流工程の案件しか持ってこられないSESは、短期間で辞めてしまう人が多く、会社全体の平均年齢が低いです。

SESでのキャリアアップは、本人の実力だけでなく、営業担当者の営業力も影響します。いくら本人に実力があっても、それに見合った仕事を、営業担当が持ってこられなければ活躍できません。割とこの問題に直面していて、将来に不安を感じているエンジニアは多いです。このような悩みを抱えているなら、フリーランスに転身したり、好きな開発ができるWeb系企業に転職したりするのも方法の1つでしょう。SESについてはこちらの情報サイトでもまとめられており、今後を考えるいい機会になるかもしれません。