エンジニアとして働くメリットは、未経験でも学歴に関係なく目指せる点です。専門職は、大学や専門学校で学んだ経験がないと、新卒でもなかなか採用してもらえません。しかし、エンジニアは人材不足が深刻で、理系や情報系はもちろん、文系や芸術系など、さまざまな学部の大卒を採用しています。特に深刻な大都市圏では、それでも人材が足りず、高卒や中卒を採用している場合も少なくありません。このように、経歴に関係なく適性さえあれば目指せるのは、エンジニアの大きなメリットでしょう。

また、エンジニアは基本的に学歴よりも実力主義です。大手の会社は未だに学閥があり、学歴が出世に影響するケースも多いですが、大手を除けば勉強次第でいくらでもキャリアアップが目指せます。そのため、学歴にコンプレックスを持っていても、高年収を目指すことが可能です。エンジニアには。さまざまなキャリアプランがあります。出世して管理職を目指したり、マーケティングを勉強して分析業務をしたり、データベースやネットワークのスペシャリストを目指したりと、選択肢がたくさんあるのです。

そして、エンジニアの仕事は、今後も需要が増えていくことが予測されており、仕事に困る可能性は低いでしょう。不景気になると、就職難になったり、リストラが起こったりします。しかし、エンジニアは需要の増加が見込まれる職種のため、そうした不景気の影響を受ける可能性が低いことも、エンジニアとして働くメリットです。